いい人、演じてない? 人間関係に疲れたら・・・
人づきあい、得意ですか?
私は社交的だけど人見知りで、人との距離感が難しいと長い間悩んでいました。
人間関係のコツって、あります。
人づきあいが少しでも得意になりように、ちょっと考えてみませんか。
今日は、いい人を演じてしまうという悩みについて・・・
いい人だと思われたい、嫌われたくない。
無意識にいい人を演じてしまうこと、ありますよね。
よく思われたいと思わないまでも、相手を嫌な気持ちにさせたくないという気持ちが働く時、人は無意識に「いい人」を装ってしまいます。
けれど、自分の本音を隠すことは、自分を疲れさせているかもしれません。
そこで、疲れない人間関係のコツをご紹介します。
いい人を演じるデメリット。「いい人」ってなんで疲れるの?
いい人を演じることでどんなデメリットがあるのでしょう。
1、ストレスを感じて疲れる
「いい人」を演じることは、自分自身を抑え込んでいる状態になっているかもしれません。
他人の期待に応えようとする一方で、相手への配慮を優先し、自分の感情や意思を無視する癖がついていませんか。そうすることで、ストレスや疲労が無意識に溜まっている可能性があります。
2、不正直や八方美人になってしまう
「いい人」を演じることは、自分自身や他の人に対して不正直な行動を取ることにつながる場合があります。
自分の本当の気持ちや意見を隠したり、他の人のために嘘をついたりすることで、信頼関係を損なってしまうかもしれません。また、その場しのぎの態度をとって、八方美人(※)になってしまうこともあります。
※八方美人…だれからもよく見られたいと愛想よくふるまうこと。また、そのようにふるまう人。
3、自分を否定している状態になる
「いい人」を演じることは、自己否定や自己評価の低下につながる場合があります。
他人の承認や評価に依存しすぎることで、自分自身の価値や意見を見失ってしまうかもしれません。
一般的にはこんなデメリットが考えられます。人間関係をスムーズにするための努力が、逆効果になっていたら悲しいですよね。
自分自身を大切にして、自分の感情を尊重するコミュニケーションや他人とオープンな気持ちで接することによって、自分にとって最適な人間関係を築くことが可能になります。
「いい人」を演じないようにするための工夫ってあるの
1、自己肯定感を高める
自分自身を認め、ありのままの自分の意見や感情を尊重することが大切になります。自己肯定感を高めるためには、自分の強みや成果を振り返って自分自身に納得感を持って自信を持つことや、自分に対して優しく接してみるイメージをもちましょう。
ポイント:自分のことに肯定的になれないときには、信頼できる人に自分の印象や良いところを具体的に挙げてもらうのがおすすめです。まずは他人に褒めてもらって、自分を肯定する癖をつけることができます。
2、自己主張してみる
自分の意見や感情を適切な場面で積極的に表現することが大切です。
これは私自身とても苦手でした。つい空気を読んでしまったり、相手の気持ちをおもんばかって、発言を躊躇してしまうことがよくあります。
他人の期待に合わせるだけでなく、自分の気持ちや希望を伝えることで、素の自分を知ってもらうことができ、健全な人間関係を築くことにつながるのです。
ポイント:相手もあなたの素直な気持ちや思いが知りたいと思っているかもしれません。伝え方やタイミングを工夫することで、言いやすくなることもあります。
3、自分の中の制限を決める
他人の頼みごとや要求に対して、なんでも無条件に応じるのではなく、自分の限界や負担を考慮して判断することも大切です。「いい人」であることを適切に拒否する勇気も持ってみましょう。
4、他人と比較しない
他人と比較して自分を評価することはやめましょう。自分自身の成長や幸せは、他人とは異なる道で、他人の意見や期待に囚われずに自分らしく生きることが大切です。
自分の軸を大切にしてみてください。それは他の誰にも犯されることがない、自分だけの領域にあります。
5、バランスを取る
「いい人」でいることも素晴らしい性格ですが、他人のためにすべてを犠牲にする必要はありません。自分自身の幸せや叶えたいこと、健康なんかも大切にして、バランスの取れた生活を送ることが大切です。
自分を守ってあげられるのは自分だけかもしれません。自分と向き合って、最優先してあげてくださいね!
まとめ
今回は、いい人を演じてしまっていた場合の対処法についてご紹介しました。
知らず知らずのうちにストレスになっていた、自分をつい後回しにしがちだったと気づけただけで、変わるきっかけになります。
ぜひ自分の気持ちや意見を大切に思って、尊重し、優先してあげてくださいね。そうすることで、自分にとっても相手にとっても最適な人間関係が築けることにつながっていきます。楽しみですね。
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