「上司が嫌だから転職したい。」と思った時の対処法!
職場における人間関係は、仕事が嫌になったり、転職を考えたくなったりする理由の1つです。特に上司と考え方が合わないといった場合、ストレスになりやすく「仕事を辞めたい」と考え始める要因になることがあります。
本記事では、上司と合わないと感じる理由や、対処法、そして転職活動の確認事項や注意点を紹介します。
「上司と合わないから転職したい」はあり?
本音として、転職を考えるきっかけが「上司が嫌」、「上司と合わない」はあり得ます。
ただ、転職活動において、上司と合わなかったことをストレートに伝えるのは避けたほうがよいでしょう。なぜなら、採用担当者は「入社後も同じことがあり得るのではないか」 といったネガティブな印象を与えてしまうからです。
どこの企業でも様々な人がいるので、「人間関係がうまくいかなかった」という印象を持たれるのは得策ではありません。
ですので、面接などで答える転職理由は別の内容を用意しておきましょう。
上司と合わないと感じるワケは?
上司って、仕事を進める上で切っても切れない関係。うまくいかないと仕事にも支障が出てきてしまうもの。そもそも、合わないと感じる点はどんなところなのでしょうか。
1、仕事に対する考え方が合わない
仕事に対するスタンス、アプローチ、そもそもの価値観など、考え方が合わないのって辛いですよね。大人だから、考え方が合わない人がいることなんて百も承知。しかし、上司が自分の仕事のやり方や考え方、スタイルなどを押し付けてくるのは結構キツイものです。
そんな時には、人は人と割り切って、心の距離を置けないか図ってみます。タイミングを見て話し合ってみたり、小出しに提案してみたりしますが、理解しあえるとは限りません。所詮他人なので。
2、仕事ができない
上司だけど、仕事ができないと感じてしまった瞬間って辛いですよね。例えば・・・・・・
- 人の話を聞けない
- 最適な判断が下せない
- 人任せにする/人のせいにする
- 指示がわかりづらい
などなど。
そんな時には、期待するのをやめてみます。上司だって人間。完璧なロボットではないし、ロボットの下で働くのはそれはそれで大変そう。がっかりするのは期待するから。なので、一度上司や先輩への期待を手放してみます。
3、部下の手柄を自分の手柄として横取りする
プレッシャーだけかけてきて、「お前に任せた。」
うまくいったら自分の手柄にされ、うまくいかなかったら全てなかったことにしてしまう。なんて、モラルのかけらもない話も「嫌な上司あるある」かもしれません。
これはもう、愛想よく無視するしかないと考えます。こんな上司の評判はみんながわかっていることの方が多いし、真っ向から立ち向かっても、こんな人とはきっと話も通じません。
結果を出せば、周りにも自然と情報が回ることが多いので、次の仕事が舞い込んだり、誰かがどこかで評価してくれることもあります。いちいち腹を立てて、自分の評価を落としてしまうのはもったいないことだと考えています。
4、管理(マネジメント)ができない
マネジメントが苦手な管理職は残念ながら五万といます。名プレーヤーと名マネージャーは全くの別物。管理能力を身につける間もなく管理職になったら、誰でもそうなる可能性があるかもしれません。
人に仕事を振れない、タスクの整理ができない、人の気持ちがわからない、などなど……。管理職には適した研修を受けて、謙虚に学んでほしいなーなんて心から思います。(ここで言ってもしょうがないですが笑)
そんな時は、相談できる偉い人がいないか探してみます。相談しないにしても、ひとりで抱えることなく、がんばりすぎない、割り切って考えるように努めます。
こんな会社つきあいきれない。自分のためにならないかも、時間がもったいないと思ったら、転職も選択肢の一つに。
転職するメリット、デメリットを冷静に考えてみて、ゆくゆく自分のためになると思えるなら転職するのも選択肢の一つです。
転職先で同じようなことにならないためにできること
何が嫌だったのか、どうなるのが理想なのか整理してみましょう。
それに基づいて、転職エージェントなどに相談するのも一つの手です。
転職先で同じような状況にならないように、転職先の企業に詳しい人にリサーチをしましょう。
エージェントなら一緒に情報収集をしてくれるかもしれません。
働いてみないとわからないし、上司と合う合わないがあるのはどの企業にもいえることです。人に期待せずに自分の能力を発揮できるかや、人は人と割り切れる考え方を身につけていくことはどこで働く場合にも役に立ちます。
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